音楽的気分? [イベント・雑感]
ちょっと前の話になってしまったが。
この前の日曜は、久しぶりにいい天気だった
フォックスの通院は夕方なので、昼間は、20年来の友人と渋谷で会う。
その人は、元々音楽方面?の仲間だったので、この日も、SYO-YAの再結成LIVEがあると言って、北陸地方から日帰りで車を飛ばしてきた。
地元とは言っても、日曜の昼の渋谷だ。
ゆっくりとお茶をするのは難しい。
結局、NHKホールから代々木公園へ続く遊歩道を、旧ホコ天の方へ歩いてみることになった。
オリンピック体育館との間にあるこの道、最近は滅多に通ることもなかったが、音楽の演奏以外に、お笑い系を目指す人たち、ストリートダンス系のグループ、一世風靡まがいの集団などの「お披露目通り」になっていたとは。
演奏をしている人たちも、妙にバンドがいなくて、アコースティック系が多い。
おかしいなと思ったら、「大音量禁止」の通りだった。
中には、アヤシイ1人の女の子のへたくそな歌に、もっともっとアヤシイ男共がたかっている、「アキバ系異色世界」も。。。
歩いてこんなに近いところに、こういう所ができていたとは全く知らなんだ。
音楽やパフォーマンスの空間に続いては、なぜかエスニック雑貨や衣料の出店もたくさん連なっていて、さらにその先にはフリマに近いようなスペースや、タイ料理の屋台も!
先日、猫ふみふみ様が記事で紹介なさっていた、スリランカ・フェスもこの辺で開催されていたのかな? と思う。
それらを突き抜けると、やっと、昔懐かしい、旧ホコ天の道路に。
もちろん、今はホコ天はやっていないので、普通に車両の往来がある。
私と旧友が勝手に懐かしがっているホコ天の時代とは、「ホコ天出身」をブランドにするようなバンドが出現するより遥かに前のこと。
TVでイカ天とかが始まるよりずっと前で、インディーズなんて言葉さえ使われていなかった頃。
ホコ天を我物顔にしていた、タケノコ → ローラー系 の踊るヒトたちの中へ、バンドが初めて進出?するには、それなりの軋轢があった。
警察とも戦いながら、ホコ天でのLIVEを根付かせた先駆者の苦労も知っている。
だから、日曜の昼にここへ来てしまったら、やっぱり今はどうなっているのかとバンドを探してしまう。
ホコ天ではないけれど、歩道を使って演奏しているバンドはいくつかあった。
オジサン・オバサンになった2人が足を止めたのは、他とは明らかに技術も音楽性も違う、3人組の前。
やっぱり、バンドはドラムとベースで聴かせなきゃ。
持ち込んでいるベースアンプの大きさのせいもあり、路上でもしっかりした音作りができていた。
PHSのカメラしかなかったので不鮮明
音が良かったので、立ち止まったまま、最後の曲まで聴かせてもらう。
尚、このバンドのすぐ横では、キャンバスに絵を描いているヒトもいた。
「たまたま」隣で描いていただけかと思っていたが、重低音鳴り響く中、リズムをとりながら筆を動かしている!
バンド関係者の身内なのか、絵描きとしてバンドの1員になっている?のかは不明。
偶然の結果ながら、珍しく音楽的?な日になった。
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そして旧友と別れ、「音楽的気分?」のまま家に戻ると・・・
お留守番の馬雀オヤジと猫たちが、「ちょっと大変」 になっていた。。。
なんでも、ろんとちいが馬雀オヤジの膝を取り合って「バトル」になったため、縦に乗せてみたんだそうな
2匹の体重差を考えたら、上下逆だろう!と思うのだが