キツネコに起こっていること。

 

キツネコ・フォックス、昨日の検査結果はどうだったのか？

 

　　今、一番問題になっているのは、心臓（左側）の働きだ。

前回の検査では収縮率が悪かったので、タウリンの投与などを１週間続けた上で、再検査するということになっていた。

 

　　今回も、超音波で調べた画像の写真がたくさん。

だが、画像でも数値でも、この１週間で収縮率はさらに悪化しているというのだ。

 

前回の検査で懸念された、【拡張型心筋症】が、ほぼ確定できる数値とのこと。

 

　　左心室の収縮率が小さいと、血液を全身に送り出す力が弱まり、心室内に滞留する血液が増える。

　　　　すると、流れないのでその手前の左心房にも血液が溜まり、さらに手前の肺にも、水が溜まってくるようになるという。

血流が悪くなると、血栓ができやすくなり、血栓はあちこちで梗塞を起こす。

 

　　心臓や脳の梗塞以外でも、詰まってしまうと耐え難い痛みになり、動物病院では多くの場合、安楽死を勧めるケースに。

　　　　また、不整脈も起こりやすくなり、突然死の可能性も出てくる。

　　病気で亡くした猫は２匹いたけれど、病院でそんな言葉を聞かされたことは今までなかった。

 

この１週間で数値がかなり悪化したため、このままのペースで病状が進めば、２～３週間後には胸水が溜まってくるかもしれないそうだ。

　　対症療法しかないので、強心剤とか、利尿剤（水分排出のため）とか、薬が新たに増えてくる。

 

　　ろんと同じ甲状腺機能の問題も出ており、大食しても痩せる原因と考えられるので、ホルモン剤の薬も追加。

　　現在飲んでいる炎症止めや血圧の薬も続くので、タウリンを含め７種も飲んでいくことになる。

　　　　それぞれの薬の副作用もあり、嘔吐や下痢にも気をつけねばならない。

 

　　点滴で毛を剃られた跡が左手にまだ残る

 

　　先生の話では、まだ本人（狐）に自覚症状はないのではないか？　とのこと。

ヨダレがほとんど止まり、たくさん食べ、なまじ元気っぽく？なっているので、最近では「お外へ出たい！」と主張し始めたフォックス。

 

　　　　まさか、弱っていくのを見せたくないからじゃないよね。

　　外で、他の♂猫に追いかけられたりすると、心臓の働きが追いつかなくなると先生に言われているし、出してやるわけにゃ、いかないんだよ。

キミ、お稲荷さんのお供え食べているお狐様だったら、その身体、自分で何とかしなさいよ、って。

　　こっちは、食べてもらって、薬飲んでもらって、様子観察して、病院へ連れて行くことしかできないんだから。。。

 

コメント 6

厳しい状態ですね。
どうしたらいいんでしょうね。。。
まだ、フォックスには自覚症状がないだろうという先生の言葉で、
ちょっとほっとします。
う～～ん、いろいろ考えてしまいます。
by (2005-10-03 22:44) 

はじめまして。
どうやって書いたらいいか解りませんし、少し長くなりますが
読んでください。
飼っていた猫がある朝突然グルグル回り始めて、そのまま下半身不随で歩けなくなりました。
当時、看病する自信もなく、猫もとっても辛そうだったので、安楽死を考えました。でも、獣医さんに「そういう訳にはいきません。一緒に頑張りましょう。」と叱られたり説得されたりしました。診断は外猫のオスにありがちな心臓病とのことでした。
まず、這い回らないように旦那がトイレと水・餌を入れた柵を作りました。薬も朝晩いやがっても水飴に溶いて上顎に塗りました。
あとは、足が冷たくなるので「リハビリ・リハビリ」と言いながら屈伸運動させました。（獣医の指導により）
そんな事を続けてとうとう柵がとれ部屋のなかから家のなかと
行動範囲が広がり遂には外を走れるようになりました。
残念ながら４度目の心臓発作で亡くなりましたが、沢山のことを
教わりました。
フォックスくんも食欲あるし、なんとか頑張って欲しいです。
by masiko (2005-10-03 23:37) 

病気のことは難しいし、亡くした猫はいつもあっというまで看病もしたこともないから、応援するだけでごめんなさい。一番大変なのは＊鳳爪さんですから、無理しないで。
by 猫ふみふみ (2005-10-03 23:48) 

皆様、重苦しい記事にコメントありがとうございます。

☆たま様＾＾　　心臓系の病気に対して（人間の場合も含め）全く無知なので、
　　　　　　　　　どうしたらいいのか、本当にわかりません。
　　　　　　　　　今まで以上に注意深く見守るようにしていますが、医療費を
　　　　　　　　　払い続けるためにも、そうそう仕事を休むわけにはいかないし。
　　　　　　　　　外見からわかりにくいという意味で、余計難しいです。

☆masiko様＾＾　初めまして。長いコメント、本当にありがとうございます。
　　　　　　　　　　masiko様の猫ちゃんは、心臓のどういう病気だったのでしょう
　　　　　　　　　　か？　自宅でのリハビリで歩けるようになったというのはすご
　　　　　　　　　　いことですね！　獣医さんとの信頼関係も大事だと思います。
　　　　　　　　　　何度もの心臓発作に耐えた猫ちゃんもmasiko様も、最後まで
　　　　　　　　　　本当にがんばったんですね。勇気づけられます！

☆ふみふみ様＾＾いつも応援してくださっていて、本当に嬉しいです。
　　　　　　　　　　私も、よくわからないままに、フォックスを見守っています。
　　　　　　　　　　今のところ、薬をあげたり週に１度通院する以外には看病と
　　　　　　　　　　言えるようなことはしていませんが。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
by ж鳳爪 (2005-10-04 01:05) 

痛々しいですね！でもぐっすり！
by akamaru (2005-10-04 06:59) 

☆あかまる様＾＾ゴキゲンな顔して食べ、幸せそうに寝ています。外見からは
　　　　　　　　　本当にわからないものなんですね。。。
by ж鳳爪 (2005-10-04 21:35)