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笑える家の笑える事件簿! 前編。 [家のこと]

 

  今回は、めでたく?200記事目

 

      これも、いつもお越しいただいている皆様のコメントに励まされてのこと

                              本当にありがとうございます

 

 

 

  節目となる記事を「何」にしようか、ずっと考えてきたものの、仕事で疲れ(壊れ)気味のアタマではロクなアイデアも・・・・・・。

 

    そこで今回は、当ブログのサブタイトルというか、紹介文にも載せている≪家自体≫笑える事件簿を書き留めておくことにした。

 

 

  これは、渋谷駅まで徒歩15分という立地にありながら、崖に埋まって腐りかけている?木造ボロボロ長屋(一応2階建)に住み始めてから、この9年半に起こった事件の数々である。

 

                                             今回はまず、前編を。

 

 

 


 

  ≪事件簿・その①≫ トイレの水漏れ・・・その恐るべき原因!

 

 

  入居直後、トイレのタンクと便座とをつなぐパイプから、水が漏れていることに気付いた。

      不動産屋経由で文句を言ったら、この家の事情をよく知っている業者が直しに来た。

 

    業者: 早速パイプのつなぎ目を締め直してみる。 →直らない

    業者: やむを得ず新品のパイプと交換してみる。 →直らない

 

             なぜ?

 

    原因: タンクの重さが直接パイプにかかり、パイプが曲がってつなぎ目が緩んでいるから。

 

             どうして?

 

    真相: タンクを固定してあるトイレの壁の内側が腐っていて、タンクを支えられないから。

 

              で、どうしたの!?

 

    結果: ボロ屋に慣れている業者、を2枚持ち込み、壁の上から板を打ち付けた。

         要するに、壁ではなく板でタンクの重みを支えるようにした。

 

    現状: 我家のトイレにはむき出しの無粋な板が壁紙の上から打ち付けられたまま。。。

 

   ←今もある板。

    微妙に現在も水漏れが残っているから、みんな濡れないようにね

 

 

 


 

  ≪事件簿・その②≫ 家の中でも雨は降る!

 

  以前からお越し下さっている方にはすっかりお馴染みになってしまった?我家の雨漏り

 

  ←使い回しの写真。

                                        過去の関連記事はコチラ

 

    住み始めて3,4年で、既に最初の雨漏りは始まっていた。

 

        問題は、ボロボロの笑える屋根である。  →屋根についての記事はコチラ

 

    昨年あたりから、雨漏りは場所を変えてまたひどくなってきた。

      バケツと洗面器を準備しても、留守中に降り出した時、必ずしも命中しない。 

        それに、高い所から落ちてきた水滴は意外に跳ねて、周り中が濡れてしまう。

 

  今年に入り、雨漏りの箇所はさらに増え、蛍光灯の器具からも漏り始めてしまった。

        20形の長細い蛍光灯を留めてある端、つまり接続部分からポタポタポタ・・・

 

  漏電防止のため、電気も消さねばならず、翌日に点灯する時には東京電力漏電調査も頼まなければならなかった。

  

 

        またまた、例の業者が雨漏りを調べに来た。

  でも、今回は直しもしなかった。 というより、もう応急処置ができる状態ではないという。

      屋根のトタンもボロボロに腐り、全部替えないと解決しないんだそうだ。

                  そして、大家には直すもなく、資金も無い・・・。

 

    さて、そろそろ梅雨。 そしてその後には台風シーズン

              どこまで、この笑える家で「雨漏りとの戦い」を続けるのか???

 

 

 


 

  ≪事件簿・その③≫ 床が・・・抜ける

 

  家が崖に埋まっていて、反対側のトイレの壁も腐っていて、屋根も腐っていたら・・・・・・ 

            「床は無事」と考える方が奇特!というものだ。

 

 

     そう、期待通り?も、4~5年目には危なくなってきた。

  崖とトイレに近い台所の床が、歩く度に大きく沈んで、踏み抜くのも時間の問題。。。

 

  この時も、「怪我する前に何とかして」と言ってみたが、「住人が引っ越して家具等を全部運び出さないと直せない」という、もっともらしい返事が返ってきて、結局は大家にお金はなかった

 

        でも実際、踏み抜くと怪我をする

 

  「更新料を払わない」という交換条件を出して、今度は自らハンズへ行ってカッティングシートを自費で買い求め、台所の床に敷く

 

  ←台所の板の上。つなぎ目のシートが裂けた。

  外から家の中に入ってきた↑当日のフォックス。 

                    汚れているので、濡れタオルでゴシゴシされている

 

 

      現在ももちろん、台所では、買ってきた板の上を歩いている

  板が無事な限り、床を踏み抜くことはないけれど「床下が腐っているという大問題」は、何も解決されていない

 

        最近、世間で取り沙汰されている「耐震性」より、遥か以前の問題だと思うが

 

 

 


 

  ≪事件簿・その④≫ 落下する食器棚

 

  崖と反対側にあるトイレの壁が腐っているなら、崖に長年埋まっている側の壁はどうなっているのか?

 

    崖の土止めの見積りに来た土木工事業者いわく、「埋まっている部分の土を取り除くだけでも壁が崩れる可能性が・・・」とのこと。

 

 

      台所の壁には、あらかじめ食器棚が取り付けてあった。

  天井からの吊り戸棚ではなく、壁に横向きのまま付いていたから、今考えれば、最初から無理があったのかもしれない。

    トイレのタンクを支えられない壁が、食器棚を支えられるワケがないのである。

 

  長年にわたる無理がたたって?昨年9月のある朝、起きたら食器棚は見事に落下していた。

                                            関連記事はコチラ

 

 

   ←食器棚のあった壁。広々したので、お札が貼れる

                                                           (これも使い回しの写真)  

  でも、食器棚が無くて不便とか食器がたくさん割れたとか、実害はそれだけではなかった。

          落下した食器棚は、ガスレンジを直撃していたのである。

 

  この家に引っ越してきた時から使っていた、2口コンロのガス台のうち、口が小さい方は、それ以来点火できなくなった。。。

      「3~4口ないと不便だな~」と思っていたのに、1口コンロになってしまったのである。

 

    新しい食器棚やガスコンロを買えないわけではないが、この家に長く住み続けられない以上、すべては新しい家になってから・・・と思い、そのままになっている。

 

 

                 ≪ 笑える家の笑える事件簿! 後編 ≫は、また別の機会に。

 

 

 


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